私達は6年生4チーム合同チーム、春季大会ベスト8の私達チーム、ベスト16のチーム、1回戦負け2チームの6年生、23名が集まっています。
相手チームはベスト4常連の2チーム合同チーム、12名。
結果だけ見ると、力の差はほとんどない接戦でした。1本のタイムリーヒットで1対3で敗れたのですが、実力は0対10ほどの「野球の質」の差が感じられました。
それが「チェンジアップ」です。
1回裏の私達の攻撃、初球はごく普通の速球(ストレート)、2球目に見せられたチェンジアップで、あれ?これはやばい!と感じました。
○ボールの握りは変えていない、
○腕の振りの速さは、速球と同じくらいしっかり振っている、
○速球とは違い、手首とひじの力を、上手に「ぬいて」投げる。
少年野球で握りを変えては、これは違反投球になってしまいます。「上手く手首とひじをぬいて投げるチェンジアップ」このような投手は始めてのタイプなので、私達チームは戸惑いました。はっきりいって変化球チェンジアップです。握りは見えませんが、OKボールの握りはストレートに見ようとすれば見えるでしょう。二塁塁審には自チームのコーチが出ていたので、二塁手を使ってイニングの合間に伝言して聞いてもらいましたが、握りはストレートだったそうです。
ストレートは人差し指と中指でボールに回転を与えますが、チェンジアップはOKの握りから、中指とくすり指と小指でボールをこするように投げる?でしょうか、もう6年生ならできる子もいるでしょう。
うちの愚息にもOKボールチェンジアップは教えましたが、小指が立ってしまったので、一目見てばれるから止めよう^^中学に入ってから変化球を教えていこうと思いました。
その前に、私も勉強するつもりです^^
試合結果ですが、自チームはヒット2本、
私が子供達に出した指示は、
「速い球だけを狙っていこう、初球からでもいい、ストレート一本に絞って、チェンジアップは見逃し三振でもいいから捨てろ」
子供達を悩ませるのは良くないと思い、狙い球を絞らせました。
しかし、これも相手チームに読まれて、ストレートのボール球を打たされ、内野ゴロ内野フライの連発。相手ベンチと言うよりは、相手捕手に読まれたのかもしれません。
1回の攻撃で見せられたチェンジアップで勝敗は着いていたのかも知れません。ベスト4チームの格の違いを見せ付けられた完敗でした。
@遅い球があると思わせる
→打ち急がせる
Aストレートをボール球にする。
→ボール球を打たせて捕る
私達は打たされて負けた、と言うか相手の戦略に見事にはまった、子供達で無く私の出した指示、metooだったらストレート狙いで来るはずだ、大人の戦略で負けた試合でした。
(このベスト4チームとはとても仲良しです^^)
6年生はこのレベルか?いやいや、ベスト4、市内優勝、県大会出場はこのレベルまで教えなければいけないのか。
私にとって大変勉強になる試合でした。
そのレベルで県大会に子供達を連れて行けるのなら?私はチェンジアップを子供達に教えて見ようと思います。もちろんチェンジアップを覚えただけで、勝ち上がれるとは思っていませんが、
「やられたら、やって見る」
まずは強いチームをとことんマネしてみようと思います。
@ただ腕をゆっくりと振る、チェンジアップでは勝ち上げれない。
Aこの試合のチェンジアップを打てないと勝ち上がれない。
ここから監督と子供達と話し合ってみます。