2006年01月04日

ボールデッド

新年を迎え、新しいカテゴリー「審判」についてを作りました。
第一回目は「ボールデッド」なんですが、私が試合中に主審に教わったルールです。


それでは再現VTRスタート!

ランナー一塁でピッチャーが一塁に牽制しました。
見事にファーストの頭を超えた暴投!
白線(ボールデッドライン)を超えてしまいました・・・

私は「ボールデッドはテイクワンベース」と思っていました。

相手監督さんからタイムがかかり、主審に抗議をしています。

抗議が終わり主審から
「テイクツーベース ランナー三塁へ」

「え〜〜〜〜なんで〜〜〜」

それでは主審から教わった正解です。
ピッチャーの牽制球には2種類あるそうです。
@プレートを踏んでの牽制→投手の牽制球
  テイクワンベース
Aプレートを外しての牽制→野手の送球
  テイクツーベース
私はこのように覚えるようにしました。


このケースの場合、
ピッチャーはプレートを外してファーストに牽制しました。
つまり野手の送球と判断されて「テイクツーベース!」
一塁ランナーは三塁まで安全な進塁を認められました。

試合後にきちんと主審からレクチャーを受けました。
この時から、一塁牽制球の悪送球はしっかりチェックするようになり、私も一度タイムを取って主審にアピールをして三塁までランナーを進めてもらった事があります。


同じようなテイクツーベースですが、

三塁ゴロを一塁に悪送球でボールデッド、
二塁まで進塁が認められますが、
この場合は、
三塁が投げた瞬間に
一塁ベースを踏んでいれば、一塁からテイクツーベース?
一塁ベースを踏んでいなければ、本塁からテイクツーベース?

いえいえ、この場合は、
ピッチャーの投げた位置から、
つまり本塁からテイクツーベースになるそうです。

結果的に二塁へ進塁ですが
「ボールデッド テイクワンベース!」
などと言ってしまったら、間違いだそうです。

2006/1/29
sancomサンからのコメントを追記します。
これは勘違いです。
7.05g 付記をご覧下さい。
走者なしで内野手の送球でもボールが手から離れた瞬間に打者走者が既に一塁に到達していたら「テイクツー」となり三塁まで進めます。
走者一塁で同じ状況になっても一塁走者がその時にまだ二塁に到達していなければ二塁、三塁止まりとなります。


タイムリーヒットで外野からのバックフォーム!
捕手を飛び越してボールデッド。
この場合は外野手が投げた瞬間に
打ったバッターが、ドコの塁を踏んでいたかで、
テイクツーベースが変わってきます。
一塁を回っていたら一塁からテイクツーベース三塁へ
二塁を回っていたら二塁からテイクツーベース本塁へ
バッターランナーにも注意が必要です。

私の地域の審判員さんに教わった事なので、地域差などは無いでしょうが、間違っていたら、付け加えるアドバイスがありましたらご教授お願いします^^
posted by metoo at 19:21| 千葉 ☁| Comment(21) | TrackBack(1) | 審判 | 更新情報をチェックする