2005年12月25日

ボールはキレル

「そんな事は、もう知っているだろう」
子供達に使ってはいけない言葉ですが、
「そろそろ気がついてもいいだろう?」
6年生くらいには、自分から感じ取って欲しいです。

kireruhidari.jpg
左打者の打球のキレ方です。

kirerumigi.jpg
右打者の打球のキレ方です。

kireru.jpg
頭の中にはこんな図を入れておいてもいいでしょう。
(右打者)

打った瞬間にボールには強い回転がかかり、投手でいうカーブやシュート回転、横の回転がかかるケースがあります。ゴルフで言うとスライスとフックを子供達に伝えてあげなければ、ライト線のフライが、あらららら?スリーベースになってしまいます。

ボールがきれて行くのが解りやすいのが、卓球だと思います。体育館などで練習する機会があった時は、フライをわざとスライス、フックを打ってあげると解りやすかったです。

もう一つ回転してきれて行くと言えばフリスビー。
これも打球がどんどん逃げていったり、戻って来たり、回転を予測しながら動く事が練習できます。

外野だけでなく内野ゴロにも回転の影響があります。
左打者の三遊間ゴロ
ショートから見るとドンドン三塁へ逃げていきます。
右打者の一二塁間ゴロ
セカンドから見るとドンドン一塁へ逃げていきます。


と言う事は、ノッカーはどうしたら良いのか?
ココも重要です。
シートノックは投手を向いて打ってはどうでしょうか?
ライトフライを打つのに、
ライトを向いて打っては回転が違ったフライになります。
投手を向いて、流し打ちの回転をライトに教えなければいけません。

低目を引っ掛けたサードゴロ
高目を叩きつけたレフトフライ
アウトコースをおっつけたセカンドゴロ

などなど、実際に子供達が打った後のフォームもまねして、ノックをしてあげてはどうでしょう。
posted by metoo at 14:11| 千葉 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする
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