腰が先にまわって、上半身が遅れて回転、さらに腕も加速度をまして遅れてくる。
これが体のしなり、ひねりだと思います。
お皿を洗うスポンジをひねると、体の回転を感じ、上半身と下半身は一緒には回っていないと考えました。
では、腰の回転を骨盤と考えると
前の股関節で骨盤を回すか?
後ろの股関節で骨盤を回すか?
骨盤を急激に回転させるには、どちらなんだろう?
後ろの足は投手へ向かって併進します。
前の足は、後ろ足からの体重移動を強く支え、捕手側へと押し返そうとします。
つまりステイバックです。
その結果、前足側の股関節を急激に回転させますが、
ここが私は支点になると思います。
前足の股関節がロック?されながら、さらに後ろの股関節が強く押されてきて、骨盤の急激な回転が生まれるのではないでしょうか?
「常歩秘宝館」(なみあしひこうかん)
このホームページは二軸で歩く走るを研究されています。
気になったのは「投稿」の中になる
「野球の投球動作における二軸動作について」 土橋恵秀(早稲田大学)(2003年8月)
現ダイエーホークス、和田投手の大学時代のトレーナー・土橋さん
「腰の回旋のイメージを「背骨を軸として回す」イメージでなく後腰(投げる腕側の腰)を前にぶつけるようなイメージにすること。」
この言葉は和田投手のピッチングに関してですが、腰のキレを生み出すにはバッティングにも同じ意味に感じました。
もう一つ考えたのは、桜井さんのページ
投手のひじが下がるメカニズム
この中で、前足だけで立って投げてみる、後ろ足だけで投げてみる
これをマネして、前足だけで打ってみる、後ろ足だけで打ってみる
骨盤を強く回転させられるのは、
やはり後ろ足で打ったほうが、股関節が強く回ると感じました。
前足だけでは、素早く前股間接を回しますが、回ると言うより体がしなる、ひねるができません。
小山氏の初動付加理論では、もっと詳しく
「骨盤の前傾が股関節伸展で強く急激な回転を生む」
「軸足のひざを曲げないで投手に併進していく」
などと書いてありました。
野球トレーニング革命のp240あたりを何度も読み返しても、すぐに眠くなります^^
前の股関節を支点に、後ろの股関節で骨盤を回転させる為には
後ろの足に乗せた体重を、投手に向かって進めていき
前の足で強くふんばり返して ステイバック!
一生懸命に体を回転させよう、などと思わずに
自然と後ろの骨盤が強く出てくるイメージです。