10月7日のブログに
試合への入り方を考えましたが、
今回は"試合中のベンチの役割"を考えて見ました。
30番、29番、28番、スコアラー
この4人が子供達と一緒にベンチに入れて、
子供達と一緒に戦えるスタッフです。
この4人で、子供達の力を100%引き出してあげるのが役目だと思います。
試合中、こまかいミスなどにアドバイスしてあげる事もあれば、エラーや三振で落ち込んだ子供を、何度も何度も試合に集中させる事も大切でしょう。ベンチで監督が、緊張感を前面に出す時もあれば、ほがらかに笑顔で子供達を励ます時もあります。
大まかにベンチの役割を考えると
○投手
○打撃
○守備位置
○サイン戦術
○情報伝達
5つの役割を4人で、誰が何をやるのか、事前に決めておかないと、みんなで守備位置を動かしたり、バッターボックスで子供を悩ませる結果になってしまいそうです。
@投手コーチの役割
先発投手の準備、2番手の準備、その日の状態をチェックしてあげたり、試合中は投球数を頭に入れながら、監督への助言が大切です。
A守備コーチの役割
守備位置の指示は一人に決めた方がいいでしょう。この時は、スコアラーの助言、前回打席内容を参考に動かす事も大切です。
B打撃コーチの役割
対戦投手の狙い球を絞ったり、対戦投手とのタイミングのとり方をアドバイスなどが大切です。また、代打の提案もあると助かります。代打の後の守備は守備コーチと話し合い、代打と守備要員を一緒に監督へ伝えてると助かります。
Cサイン戦術面の役割
これは監督が考えますが、投手、守備、打撃のどこかを担当するかを決めておいた方がいいでしょう。
D情報伝達の役割
ここが試合で一番大切なスコアラーの役目です。
残り時間
投手の投球数
前回打席内容
(サインの見破り)
などなど、スコアブックの情報を活用する為です。
「ノーアウトランナー一塁、さっきは2球目盗塁」
「バッター8番、サードゴロ、レフトの左フライ、初球から振ってます。」
「バッター4番、センター左ヒット、高目を打たれてます、低めのショートバウンド空振り」
「残り45分で、球数60球です」
「相手のサイン盗塁は○○です、捕手に伝えますか?」
このスコアラーもA守備位置の指示出しも出来ると思います。
監督とコーチのベンチ陣がどんな情報を欲しがっているか、どのタイミングで伝達すれば良いのか、この息があったベンチワークも勝利へと近づけます。
私はベンチの中で一番ホームベース奥側から、
監督、スコアラー、守備コーチ、コーチ、
の順番で座ってもらいます。
奥側に座った方が、
相手ベンチが良く見える
サインも出しやすい
外野守備位置も声を掛けやすい
投手を真横から見やすい
と思っています。(これはくせですね)
子供達がホームベースよりの方が打席に入りやすいですし、応援もしやすいでしょう。
ベンチは子供達が、どれだけ点を取れるか、また取られないかを、試合の流れを予想して先読みする部分もあるでしょう。
4人そろわない時もありますし、監督とヘッドコーチ2人で試合運びしてるチームもあります。日頃の練習をしっかり見ているコーチがベンチにいて、大人の一体感があるチームはやはり強く感じます。
posted by metoo at 00:00|
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