「打って勝ちたいです」
欲張って2つ選んだ子供達^^
これが昨年の目標でした。
先日の県大会のレベルを見てから、悩み始めました。
打ちたいですか?
育成重視主義
勝ちたいですか?
勝利至上主義
今までずっと、この2つを別に考えていました。
子供は打って楽しめばいい!
それが子供の将来の為だ!
子供にはもっと上のレベルを見せてあげたい!
それが子供の将来の為だ!
どちらも正しいんです。
打って勝って高いレベルを目指すのが一番良いのでしょうが、残念ながら野球はホームラン競争ではありません。ヒット数の勝負でもありません。三振数、エラー数、盗塁数、犠打数、四死球数などの数ではなく、点数の勝負です。
みんなにホームランを打ってもらいたい気持ちは変わりませんが、みんなで1点をとる喜びも大切です。ホームランの1点はムードをひっくり返す大切なプレーの一つです。しかし、送りバントもスクイズも相手チームを引き離し、チームに勝ちたいという一体感を与えます。
今までバント野球は、相手を揺さぶる、子供達の精神面を揺さぶる為の、間違った意味の野球と思っていました。
しかし県大会では、バントの意味が違っていました。
確実にチャンスを広げて、ヒットの出やすい内野前進守備をとらせ、タイムリーヒットにつなげる為のバントだったんです。ここまで来ると、もう中学野球、高校野球レベルと近いでしょう。
市内で優勝する為には、県を知らなければ
県で優勝する為には、全国を知らなければ
自分の小ささが一番解りました。
盗塁
ヒットエンドラン
セーフティーバント
ストライクバント(セーフティースクイズ)
スクイズ(バントエンドラン)
バスターetc
どこまで攻撃のバリエーションを作るかは、チームの自由でしょう。
もし監督を引き受ける機会が、
今後あったとしたら、
勝利を目指すこと、県大会に子供達を連れて行く事が、子供達にとって最高の育成と考えるかもしれません。