この本からの守備練習の「基礎」と呼んでるメニューその2です。
前回はゆっくりなゴロでステップの確認練習でしたが、今回は主にスピードアップを目的としてます。
ダッシュの繰り返しが多くなり、何度も何度も同じ練習を続ける辛い練習ですが、目的をもって「上達に近道無し」励ましながらがんばりましょう。
私から@,A,Bへとそれぞれ意味のあるゴロを転がします。
5から選手はスタートし捕ったら3へ送球
3は2へ送球し2はタッチプレーを大きくアピール
「アウト!」大きな声でアピールしましょう。
2はボールをかごにいれて5へダッシュします。
波線はゴロ
太い線はダッシュ
赤い線はスローイング
点線はダッシュで移動
(全て移動はダッシュです)

「前」
バント対策!
@へボールを置いて前へのダッシュ
前に強くなりバント攻撃にそなえよう!
「ショートバウンド」
Aの位置へボールを軽く上げてあげて、
わざとショートバウンドで捕ります。
バウンドを予想する力をつけよう!
お母さんの為の少年野球 守備編をご覧下さい
「横」
Bの位置へセカンドベースぎりぎりで捕れるくらいのゴロを転がします。
横に動ける力をつけよう!
絶対にセカンドベースを超えない気持ちで捕りましょう。
やや後ろから回り込んでに走り、ベースの前で押さえるように捕ります。
@ABを回数を決めて、
2-3-5 反対回りの練習もします。
「最後の一歩」
これは「あと一歩で捕れたのに!」の練習です。
グローブとグローブの足を思いっきり伸ばして捕れる位置に小さいフライを投げてあげます。
ぎりぎりで捕れる小さいフライです。ノーバウンドで捕れなくてもショートバウンドぎりぎりで捕るのはOKにしましょう。

Aからダッシュで走り私の前くらいで小さいフライを投げてあげて捕ります。
捕ったらボールを持ったままBで待ってます。
全員終わったら、私にボールを投げてからBからAへダッシュ、私の前でフライを捕って、Aで待っています。
以上が「少年野球の移動とノウハウ」から取り入れた練習です。
もっと細かく写真つきで本には練習メニューが掲載されています。
小学生にとっての「動きの基礎メニュー」として参考になりました。
以上の基礎メニューをキャッチボールの後に1年中行っています。
「ながれふんばりきりかえし5分ローテ」
「2−5−3を各5回」
「最後の一歩10回」などと
私がメニューをキャプテンに伝えるだけで、子供達が自分から準備が始まるようにしています。