2005年06月30日

監督とはなんぞや?

ブログをはじめて1ヶ月、まだたった1ヶ月、明日から過去ログが一月増えるだけかぁ
しかしよく1ヶ月続いたもんだ。kohとの残り少ない少年野球をブログと一緒に楽しみたい。そう言えばkohの事を全然書いていない。いろいろなブログは御子息のことを中心に書いているが私はどうしてなんだろう?ブログをまわってると自分の息子を忘れ、他の子供が気になってしまう。kohの事も考えているのだがkohを育ててきた指導書を残すつもりでこれからも書いていこう。

監督も秋の大会が終わる10月末まで、明日から7月、のこりは4ヶ間悔いの残らないようにしよう。今日は監督を少し振り返って見ます

監督をしていて苦労したのが
子供たちの前に、大人達の指導を統一する事が最初の一歩でした。(最初の頃は野球経験者が1人私を含めて2人そして4人のお父さん方、このころは6人で今と比べると話し合いだけで楽でした。今はきちんと書面にしてます。)

この大人の統一があるかないかで、全く方向性のないチームになってしまいます。
あるコーチは「ああしなさい」あるコーチは「こうしなさい」
子供を考えての発言で意見のぶつかり合いはあるでしょうが、きちんとミーティングをして監督の最終判断をみんなで納得してもらい指導書にしたがって「さあやろう!」の大人の同じ意識がないと問題が起こってしまいます。
「あのコーチの言うことは聞かなくていい、俺の言うことを聞いとけ」
「あのコーチはサッカーが好きだから野球は詳しくないよ」
などなど、コーチ同士でけなしあい、子供を不安定な状態にさせてしまいます。

ある掲示板での書き込みが印象に残っています。
「親がつい監督,コーチの批判を子供の前でしてしまった事はないですか。
これをやると子供はすぐに反応します。
強い不信感を持ってしまうのです。
監督,コーチさんにだけでなく、
親御さんに対しても同様の感覚を持つのです。
さらに、精神的に不安定になり、
そのうち野球そのものを楽しめなくなります。」


監督もコーチも親ですから間違いがあるでしょうが、大人同士話し合い指導方法の統一を実現できれば無くせる問題だと思います。
今では大人12人に膨れ上がりこれはこれで助かるんですが、コミュニケーションに時間がかかりすぎて遅れる場合もありました。しかし指導方針はみんなで作ってみんなが従うが、子供達にも大人達にもベストでしょう。

監督とコーチの関係は?

「今年のチームは打撃を中心にいくぞ!」
「1,2月は投手力だ!3,4月は守備力だ!5,6月は打撃だ!7,8月は総合的にアップするぞ!」
などなど今年の子供達の戦力を考え「監督の方針」をコーチに伝えることから始める。
コーチは「監督の方針」にしたがって進め、会議で練習内容を作り直していく、個別にメニューが必要なら監督コーチが話し合って作り上げる。
練習試合などで監督が「だめだ投手をもっと鍛える!手伝ってくださいOOコーチ!」監督コーチが話し合って投手専門のメニューをつくる。「だめだ走塁の判断があまい!鍛える!手伝ってくださいOOコーチ!」監督コーチが話し合って走塁の時間を増やす。
このパターンができてくるとチームの成長は加速しだしました。

監督とはコーチが動きやすい環境をつくる
(お父さん方を球拾いのお父さんにはしてはいけない)
監督とはチームの状態を冷静に判断しコーチに決断を伝える
(チームの成長をコーチと一緒に考えコーチのおかげと感謝する)
監督とはコーチと選手を成長を考え手助けする

注意したいのは親がコーチ、子供が選手の場合、
子供の前で指導する時は親にも一緒に聞いてもらう事にしています。家に帰って「今日監督に何言われたの?」よりも一緒に聞いてもらってその場で親にも納得してもらうのが子供も親も安心するでしょう。まず親コーチと話し合い親コーチの意見もきちんと聞いてから子供に伝える。
「最近の打撃フォームはこういう結果が多いよね、じゃ今度はこうやって打ってみたらどんな結果がでるか試してみないかい?次の打撃練習からやってみよう」
親コーチは家での素振りなどをチェックしてもらい、親から見たアドバイスを聞かせてもらうとより一層良い方向に子供が進むケースが多い。

来年私は監督から身を引いて、次の6年生父親にベンチを一席空けてあげたい。
一生に一度しかない、子供と同じユニフォームを着る時間。
一生に一度しかない、子供と同じベンチで戦う時間。
それが少年野球の楽しみ方ではないでしょうか

しかし「少年野球に完成はない」がいままでの感想かな、まだまだやっておきたいことがいっぱいあります
posted by metoo at 15:08| 千葉 ☁| Comment(10) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする

2005年06月29日

投げるその1ひねる

ichiro.jpg

H15年2月26日オープン戦でのイチローの写真を見た時からやっぱりと思い、すぐにコーチ会議を開きコーチの統一性に役立てました。

投げると言う動作は「ひねる」「ひっかく」とこの写真から解釈してみました。
その後プロ野球選手の連続写真などの本を買いあさりこの2つが共通している事が解りました。

941.jpg

立花龍司さんや手塚一志さん、小山裕史さん達の本を読みさらに納得しました。
投げると言う動作の基本は肩の内旋と外旋でボールが飛んでいくと考えました。

内旋(ないせん)
右腕を前に伸ばし反時計周りした肩関節をひねった状態
外旋(がいせん)
右腕を前に伸ばし時計周りした肩関節をひねった状態


つまり投げ終わった後は必ず小指が上を向いている事に共通があると思います。

テニスのサーブ
バレーボールのアタック
バトミントンのスマッシュ
アメフトの投げ終わった後
ボクシングのストレートパンチ

全て小指が上を向いた状態で振り終わっています

星十徹さんの「肩の良し悪しPart2」にバトミントンの素振りが練習方法に適してると記載されていました。
これも振り終わった後を注意してみると小指が上の状態だと思います

よく投げ終わった後小指が上を向いた状態をシュートじゃないのと言われますが、カーブでさえ投げ終わった後は小指が上の状態が良いそうです。
(沖縄代表になって甲子園をわかした宜野座カーブは今までの常識を覆す落ち具合だそうです)

言葉で説明は難しいのでバトミントンの写真で見ると解りやすいです
うち〜〜そとうち(内旋〜〜、外旋、内旋)

batminton.jpg


例えば城島選手のスローイングでも
jyojima.jpg


指導者が間違って教えるひじ痛の原因です
このひじの伸縮で投げるとすぐにひじが痛くなるのは私です

no01.jpg

映像でもご覧下さい
立花龍司さんONLINE COATING の中にある
トレーニングスタジオ No9 ケガをしないフォーム
バトミントンの素振りも入っています
7MBと重たいので右クリック対象をファイルに保存してご覧下さい
今回の映像はFLASHです
(立花さんスミマセン息子さんのチーム応援してます!)

https://metoo.up.seesaa.net/image/ts_mov5.swf


100人いたら100通りあるのが子供の個性と指導者の個性と思います。
まだまだ私も勉強中です、これを機会にご意見いただけると助かります。
posted by metoo at 01:05| 千葉 | Comment(6) | TrackBack(0) | 投げる | 更新情報をチェックする

2005年06月28日

ひじ痛

「投げる」あまりいい思い出ではない。
とにかく痛かった、ひじが伸びずに頭が両手で洗えず
毎晩 ひじの内側からしびれとジンジン傷みがひびき眠れず泣いた。
レントゲンを撮影したが異常なし。昔はスポーツに関する専門医など知らなかった。親は心配してくれて週一回電車で30分かかる針治療院(1回4000円)と家の近くの接骨院に小学6年から中3まで通わせてくれた。子供心に金銭的に迷惑をかけてるのは解ったが、痛みに耐えながら野球を続けたかった。

我慢しないとレギュラーを外される。今と違って控えの選手はいくらでもいた。「休めば補欠」そんな自分になるのが怖くて痛みを隠す。今の時代は本屋にいくらでも参考資料があるが、昔は野球教室の様な本はあったが、ひじ痛の本などはどれを読んで良いか解らなかった。
ちなみに私は小学校は投手と捕手、中学は捕手でした。投手、捕手だけでなく誰でもひじ痛になります。

もし、まともな指導者に出会っていれば。。。
kohに同じ経験をさせたくない。だから。。。


私が監督をしてからひじ痛を1人が訴えた。クールダウンをできなかった遠征試合の翌週だっ
た。学校行事のクラス対抗ドッチボール大会も影響したらしい。すぐに会議を開いてもらい、チームの方針、チームの戦術に加えてもらった。

@どんなに遠くに遠征して時間をオーバーしても必ず30分のランニングと体操、ストレッチを現地でやる。
Aアイシングの氷のうタイプをチームで3つ買ってもらい、コンビニで氷を買って車中で冷やす事もお願いした。(今の時代でできる予防は何でもしてあげたい)
B4年生50球、5年生60球、6年生70球を1試合の限度数とし、1イニング30球を限度とする。その中で試合を組み立て勝利を目指す。
(いつでも1試合を200球ゲームを予想し3人の投手を逆算しながら準備しておく、70球で1試合が終了すればそれはそれで良し)
Cケガと勝利、どちらを優先するか。ケガに決まっている。目先の勝利より未来の夢の実現を選ぶ。

私の経験ですが、ひじの痛い子供のとる行動は
ひじの曲げ伸ばしをよくやります
ひじを自分でマッサージしています
この2点を注意してみてあげて、
「両肘をたたんでごらん、次に両肘をのばしてごらん。右と左で感じが違うかい?」
それだけでひじ痛の早期発見になります。

痛みが出た子供はレントゲンが撮れるスポーツ整形外科をお勧めします。私は医者ではないので何とも言えませんが、ひじ痛を感じたら4週間は投げない方がいいと思ってます。本人は2週間くらいで痛みもとれ投げたがりますが、
「もう少しパワーアップしてから投げないと、またすぐに痛くなるよ、ピカチュウだって進化するんだから君も進化してから投げようよ。」
パワーアップと言っても、鉄棒にぶるさがる、馬とびをする、などすぐに投げさせない事が目的です。
ひじ痛は打っても痛みがでますので、バッティングもしない方が良いと思います。

これ以上ひじ痛で同じ痛みの子供を増やしたくない。
監督である私が言うと変に思われるが、
少年野球の優勝なんかどうでもいい
少年時代は野球を楽しんで好きになってもらえればいい
その中で
1つでも多く勝つ事をチームメイトと経験できればいい

posted by metoo at 19:28| 千葉 ☁| Comment(13) | TrackBack(0) | ひじ痛 | 更新情報をチェックする

ワールドベースボールクラッシック

top.jpg


World Baseball Classic

一野球人としてはとにかく見てみたい!
日程調整や主催などもめてるようだが
とにかく見たい!

と言うわけで日本のスタメンを考えよう!

監督 王

打順 守備位置 名前 
1番   9   イチロー
2番   6   松井稼
3番   DH  松中
4番   8   松井秀
5番   2   城島
6番   3   福浦
7番   7   田口
8番   5   中村紀
9番   4   井口
ベンチ     
谷、小笠原、宮本、赤星、古田、村松、多村
○先発投手    
松坂、川上、上原、杉内、野茂、石井一、渡辺俊、大家
○リリーフ
岩瀬、藪、大塚、長谷川
○守護神
小林雅、高津

ベンチ入りが50人超えてしまう!
とにかく来年3月が楽しみですね!
posted by metoo at 10:58| 千葉 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年06月22日

リズムその2 タンタタン♪

捕ってから投げるまでのスピードで相手チームの力が測れます。
動きのキレと言うのでしょうか、選手の能力が表れます。

この捕る投げるを統一して、子供達、コーチの方にも
解りやすく、伝わりやすい練習メニューを考えたいと思っていました。

それが
タンタタン
でした

内野ゴロを捕ってファーストへ
盗塁でキャッチャーからセカンドへ
タッチアップでレフトからバックフォーム
全てが今後の練習につながっていきます。

まず捕る準備から、
ボールを見上げる、目線が下がる事によって自然と重心も落します
グローブをつくる、グローブの人差し指をつぶして大きく相手に見せましょう

まず軽くボールを投げてもらい
(右投げで説明します)
グローブの手(左手)で捕る瞬間にグローブの足(左足)を地面に
タン
ステップしながら、左足に右足を持っていって

左足を着地してスロー
タン

この練習を速投(そくとう)と読んで、キャッチボールのメニューに組み込みました。

最初はなかなか上手くできる子供は少なかったです。
まずはリズムだけ取り込もうと思い、
サイドステップを見せてから、子供達にやってもらいました。
うんうんみんなできてる。
次にサイドステップを2回左右交互にやってごらん
まずお手本を見せてから
左に2回飛んで、180度まわって右に2回飛んで、繰り返すよ!
タンタタン タンタタン タンタタン 
ほら できたよ!

このリズムを入れてから、ゴロ捕りやフライ捕りに進み
捕ってから投げるリズムは「タンタタンだよ!」
足がこんがらがる子供も多かったですが、時間が解決してくれました。

このリズムの特徴は捕ってから投げるまでが一連していて流れやすいリズムと言えるでしょう。
両足がそろってグローブを出してしまう子供
捕ってから握りなおして4.5歩、あるいてしまう子供
もっと早い捕ってから投げる方法もあるでしょうが、
子供達には浸透が早かったと思いました。
12月になると「サンタサン」になるのは良しとしましょう!

できる子供には3回サイドステップ
タンタタンタタン(トル-ステップ-スロー説明しずらい)
(タンタタンタスローよけい説明しずらいですね^^)
タン♪タン♪タン(タンがブローブの足、♪が投げる方の足^^)
これも試合中に良く使います
例えば
「強く早いゴロを捕ってバッターが足が遅かったら
ゆっくりあわてず投げた方がいいよね」
などと場面ごとに使い分けられる様に伝えます。

サードゴロ、ショートゴロ、セカンドゴロの逆シングルなどは
ステップの感覚をつかんで来ると、ある時自然にできてしまいます。

まずはタンタタンをしっかりキャッチボールから始めました。


ではジーターのタンタタンです
jeter.jpg

外野手のタンタタンです
gaiya.jpg

城島選手のタンタタンです
jyo.jpg


注意 タンタカタンはしその焼酎です♪
posted by metoo at 22:29| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 守る | 更新情報をチェックする

リズムその1追記

「空中浮遊」「膝抜き」などと呼ばれ始めた、リズムその1ですが今日参考にと本屋に行くと高木豊さんが解説してるではないか!

hyousi.jpg


嬉しいやら悲しいやら、やっと本に載ってくれたか!そんな気持ちです。
高木さんのネーミングは、「ウォーキングジャンプ」チクショウかっこいいじゃないか!


jump.jpg


打球を待つ時は
@止まったままでかまえる
Aウォーキングしながらかまえる
Bウォーキングしながら軽くジャンプしてかまえる
自分に合ったかまえ方をみつけていこう

高木さん解りました、やはり野球は答えが1つじゃないんですよね。
自分に合ったかまえ方を探しいきましょう
posted by metoo at 21:39| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 守る | 更新情報をチェックする

2005年06月21日

反応とへんじ 状況判断とあいさつ

子供達にはできる事、まだできない事はいっぱいあると思います。

小学校時代にできるようになってもらいたい事
野球を通じてできるようになってもらいたい事

それが

へんじ と あいさつ 

そして できるのにやらない事 これもへんじとあいさつだと強く感じます

よく観察していると、
○中継プレーなどに走って自分からボールをもらいに行く子供は、へんじがしっかりできる子供
○フライを自分から捕りに行き 大きな声を出してしっかり捕れる子供は、へんじのできる子供
○フライを捕った後 すぐに飛び出していないかランナーを見る子供は、あいさつのできる子供
○次にノックをする時にバットやボールを準備してくれるのは、あいさつのできる子供
などなど、へんじとあいさつができる損供は、人の話もしっかり聞いています。
つまり上達が、「へんじとあいさつができない子供」より「へんじとあいさつができる子供」の方が早いことに気が付きました。
強いチームはやっぱり「へんじとあいさつ」ができる損供の集まりかもしれません。

後ろから名前を呼ばれても「ハイ」と言える反応するスピード

道端で偶然すれ違っても朝は「おはようございます」昼は「こんにちは」夜は「こんばんは」使い分けられる状況判断。


野球を通じて覚えて欲しい事、また「へんじとあいさつ」も野球の練習だと考えを伝えていきます。

私のチームはフライを捕る時「オーライ」をやめて、「ハイハイハイ!」大きな声でへんじを繰り返すように変えました。

普段の日常生活から野球選手になろう!

いっぱい食べて、いっぱい寝る、
これも大切な「丈夫な体作り」の練習です


子供の事ばかりですが、大人の健康管理も大変ですね、
土日のつかれで月曜日は( _ _ ).。oOグゥー・・・
posted by metoo at 13:38| 千葉 🌁| Comment(5) | TrackBack(2) | コーチング | 更新情報をチェックする

2005年06月20日

ニ岡選手のリズム

星十徹さんのブログで「空中浮遊と古武術」この中で「リズムその1」が取り上げられ嬉しくてしょうがありません。

なんとかもっと詳しく説明を付け加えねばと思い、以前スタッフ会議、子供達との野球勉強会で使ったビデオを引っ張り出し掲載しなければ・・・

しかしブログで動画をながす方法がわからず、
とりあえず自分のHP貼り付けてみました。

ちょっとサードの江藤さんに隠れてますが、何とか見れます。
ランナー二塁からのショートフライに走るニ岡選手の1っ歩目が解ります。



posted by metoo at 19:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 守る | 更新情報をチェックする

2005年06月17日

野手の「かまえ」について

私の好きなポジションは捕手と二塁手です。
何しろ 楽しい!かっこいい!
ポジションは子供時代から大体は守らしてもらいました。

小学校、投手、捕手
中学校、外野→捕手→内野
高校、二塁手

小学校でひじをこわし、(いずれ詳しく書き込みむ予定)
我慢しながら捕手をしてましたが、高校で二塁手に希望をだしました。
何しろワンピースウェブのグローブが大好きです。
今でもSSK黄色のこんな感じのワンピースウェブを使ってます

「かまえ」

腰を落とせ!グラブを地面につけろ!グラブをひざから外せ!
どこのチームからも良く聞かれる言葉ですね
理由を考えると何となく理解はできる言葉だと思いますが、
実際やって見ると、ニュアンスが違いませんか?

私の指導方針です

まずリズムその1「バッターとリズム合わせろ!」

「ボールを見上げろ!」

「グローブをつくれ!」

この3つにしぼって声を出します。

「バッターを見上げろ!」の理由です

「腰を落とせ」「グローブを地面につけろ」
はずっと固まったままで動き出し、1っ歩目が遅くなり、前しかいけないお相撲さんのようになりませんか?
バッターを見上げると、次に飛んでくるボールを見上げて捕りやすくなります。
見上げる意識で、必然的に重心は下に入り、ボールを捕りやすい位置に入りやすくなります。

ボールは下から上がってくるのは怖いです。
上から落ちてくるボールは怖くないです。

ある雨の日の体育館での練習です

まず普通にスーパーボールを転がしてキャッチする
次に卓球台の上で転がしてスーパーボールをキャッチする

どうだった?子供達に聞いてみました。
「地面から上がってくるスーパーボールがとりずらい」
「卓球台の上は、低い位置で見れてバウンドが解りやすかったから」

どちらが簡単かというと、バウンドを見上げられる 卓球台の上のスーパーボール と言う結果を子供達と理解しあいました。

じゃ、もっと目を落とそうよ
「ボールを見上げると簡単だよ!」

次に「グローブをつくれ!」
単純に閉じたグローブにはボールは入ってくれないよ
グローブをつぶして 大きく広げたグローブつくって(人差し指を曲げる感覚です)
「捕る準備をしよう!」

私の野球にかまえが固まってるのは捕手だけです。
あとは3つの準備をしてもらうことが野手の「かまえ」です。
@リズム
A見上げる
Bつくる

ヤクルトの宮本選手がとても参考になりました。
試合中に固まってる瞬間が一瞬も無い様に思います。
常にどこか動いてる。さすが日本代表キャプテン!

次に動きやすければ良し

「かまえ」ってそれだけだと思いますがいかがでしょうか
ご意見頂けると嬉しく思います

posted by metoo at 23:38| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 守る | 更新情報をチェックする

2005年06月16日

リズムその1

守りの基本とは?と考えた時3つの約束事をチームにつくりました。
その1つが「リズム」でした

投手の足が上がってから

「バッターが  た

「  」で軽くジャンプして打球を見る

「  」で両足で着地して反応する

自然に打ったボールに反応して
1っ歩目が勝手に出てしまいませんか?

ジャンプして着地した瞬間に、重心を一度地面を踏みしめるように
次に反射しやすいポジションに重心を置いてあげる事が
打球を見て反応する一歩目が、早く出せる準備だと自分では実感しました。

ジャンプはかる〜く1cmも浮いてればOK!
(10cmくらい飛んじゃう子供も最初はOKOK!)
つまりバットに当たる瞬間は空中に浮いてなければいけない!

この事に気がついたのは8〜10年程前でしょうか、
NHKの特集で「日本一のショート 小坂vs松井稼」
この番組が教えてくれたのですが、小坂の方が1歩目も早く
守備範囲が広かったことが証明されました。
この時は大変ショックでした、小坂って誰?カズオが負け?
(今では私はロッテ戦を見ると、日本一は小坂だなぁ〜と感心してます)

この事を気をつけて見てると、

サッカーのキーパー
テニスのレシーブ
バレーボールのレシーブ
ちょこっと違うけど愛ちゃんの卓球

全て相手が打つ瞬間は

空中に浮いてる!
でした

野球の守備は、陸上の「よーいドン」音に反応するのではなく
目で反応するスポーツと言っても良いと思いました。

「静から動」の陸上競技
「動から動」の球技

この2つのスタートはまったく違うことを教えてくれたNHKさすがです!
受信料を払い続けます!
いろいろ本を読みましたが、誰もこの事を書いているのを見たことがありません。
受信料年間払いしましょう!

東京ドームの外野から見ると、野手7人が
(内野も外野も)ジャンプしてるのが良く解りました。
特に二岡選手が 1,2,3歩目で軽く歩きながらジャンプをあわせるのが
いいリズムだなぁ〜と、私もマネしてます!

試合中に大きな声で言います
「1っ歩目の準備!リズムとれー!」

守備範囲を広げる為には1っ歩目が大切だよ!

打者とリズムを合わせて反応を良くしよう!


チームの約束事の一つ目です

つま先で立て!
かかとをつけるな!
昔からよく聞かれる言葉ですが、今は疑問に思います
「そんなに固まってて動けるのかなぁ〜?」
「野球は前だけじゃなく後ろにもボールは飛ぶよ?」
「サッカー、テニス、バレーボール、卓球、誰がつま先で立ってますか?」

メジャーリーグをBSでよく見れる時代になりましたが、みんな 

ういてますね!




リズムその1追記へ
posted by metoo at 23:04| Comment(6) | TrackBack(1) | 守る | 更新情報をチェックする

2005年06月15日

個性を大切にする

私の指導方針書があるならば、(そうだこのブログで作ろう!)まず第一条はこの言葉からはじまるでしょう

「子供の個性を大切にする」

小さな石がいつかダイヤモンドのように輝く日が来るでしょう。
石は大人が磨いてあげる物では無いように思います。

大きく足を上げて打つ子供

体格はまだ小さいけどキャッチャーがやりたい子供

野球も好きだけどバスケットも好きな子供

イチローや松井秀をまねして右投げ左打ちを目指す子供

まず、やりたい事を思う存分にやらしてあげたい。
「個性を育成する」夢を大きく膨らましてあげるのが、
コーチング(導く)であり、(教えてあげる)では無い気がします
posted by metoo at 22:24| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする

2005年06月11日

ひさびさDOMEに行ってきました^^

去年の日米野球以来でしょうか、東京ドームに「西武対巨人」見てきました。
友人からもらったチケットは三塁側2階席、まぁ席なんかどこでもいいんです。
ドームといえば カニ寿司(一階の一番三塁側で売ってます、4回過ぎるとほとんど売り切れ)
これが子供との最初の楽しみ!うまいもん食って、ビールを飲みながら野球が見れる!
か〜〜幸せな一時でした。
試合は空中戦、清原、阿部、ローズ、それと圧巻だったのは栗山のとんでもない距離のホームラン!西武は若い選手が育ついいチームですね。金を道具や設備に使って人を育てるのはOK!でも金で人を買うのは絶対イカン!

帰りにもちろんお買い物^^
まずは今年でFAになるバーニーのTシャツ買っとけ!ヤンキースには残らんでしょ。
次に黄色ビルの本屋へ、ここの野球書籍はいつでも大満足!
松井ファンの子供に松井秀喜のヤンキースに行ってからの話が読みたいらしいので、まず一冊
つづいてマンガコーナーでびっくり!
バッテリー」がマンガになってるではないか!またまた子供に1冊


ちなみにこっちのバッテリーではありませんので、なつかしいなぁー
posted by metoo at 01:03| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年06月09日

野球と少年野球

そもそも私のポリシーの一つに
「自分が納得しない事はやらない」
結構ガンコなところがある事に気が付いたのも少年野球でした。
初めのうちは、自分の経験をフルに活かして、子供達に伝えていこうなどとうぬぼれてましたが、ある時に何か違うなと気が付き始めました。それは
少年野球は野球じゃない
ずいぶん遠まわしに言いましたが具体的に言うと、
今までの自分の野球は全て忘れて1から少年野球を勉強しなおそう
でした。
例えば、ノーアウト三塁サードゴロ 野球でしたら普通サードランナーは動きません。
しかし、少年野球は サードが投げたらゴー だったんです。
(いろいろパターンはあるでしょうが)
自分が少年野球をしていた頃もそうでした。中学、高校と進むにつれて 野球 になってしまっていたんだなぁー だから、ゼロから少年野球を勉強しなおそう、納得行くまで、本を買いあさり、ビデオを買いあさり、なにか自分の指導書をつくってから、しっかり私の少年野球を子供達に伝えていこうと思いました。


続きを読む
posted by metoo at 21:14| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする

2005年06月06日

監督になりました

息子が4年生の夏、少年野球の合宿がはじめて計画されました。
大人の少ないチームとは聞いていたので、「手伝いにでも行きますか」くらいの気分で参加し、フレンドリーなコーチに迎い入れて頂きまずはコーチとして少年野球にかかわる事になりました。選手は6年8人、5年2人、4年1人、3年6人、2年1人、1年2人、計19人でした。大人は6人目の私。そして秋を迎えて・・・続きを読む
posted by metoo at 17:15| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年06月03日

大変なチーム

息子の練習が毎週土日に始まった。毎週土日が待ちどうしい顔をしている。ユニフォームをオーダーしに行く、グローブは親父のでかいのでまだいいらしい、バットはやはり松井モデルを欲しがる、スパイクも揃え、その年の年賀状は初めてユニフォームに袖をとおし、団地の芝生で記念撮影したものを使った。その頃のキャッチボールをしてるビデオを保存してあるが、こんなくせがあったんだなぁーと感心してしまう。
続きを読む
posted by metoo at 20:21| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年06月02日

まずはプロフィール

好きな野球チームは特に無く、好きな選手はいっぱいいます。だからどの球団の野球を見に行っても、高校野球を見に行っても、野球中継のラジオでも野球に振れているだけで満足します。(右手にビールがあればもっと・・・)

続きを読む
posted by metoo at 16:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年06月01日

ブログデビュー

少年野球の奥深さを知り、日々勉強の楽しさを味わって行こうと思いブログデビューしました。
監督、コーチのチームへの役割
父兄とのコミュニケーション
子供達との接し方
指導とはコーチとは何か?
いろいろな出来事を記事にして、老後の楽しみに読み返せたらいいですね
posted by metoo at 19:25| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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