しかしよく1ヶ月続いたもんだ。kohとの残り少ない少年野球をブログと一緒に楽しみたい。そう言えばkohの事を全然書いていない。いろいろなブログは御子息のことを中心に書いているが私はどうしてなんだろう?ブログをまわってると自分の息子を忘れ、他の子供が気になってしまう。kohの事も考えているのだがkohを育ててきた指導書を残すつもりでこれからも書いていこう。
監督も秋の大会が終わる10月末まで、明日から7月、のこりは4ヶ間悔いの残らないようにしよう。今日は監督を少し振り返って見ます
監督をしていて苦労したのが
子供たちの前に、大人達の指導を統一する事が最初の一歩でした。(最初の頃は野球経験者が1人私を含めて2人そして4人のお父さん方、このころは6人で今と比べると話し合いだけで楽でした。今はきちんと書面にしてます。)
この大人の統一があるかないかで、全く方向性のないチームになってしまいます。
あるコーチは「ああしなさい」あるコーチは「こうしなさい」
子供を考えての発言で意見のぶつかり合いはあるでしょうが、きちんとミーティングをして監督の最終判断をみんなで納得してもらい指導書にしたがって「さあやろう!」の大人の同じ意識がないと問題が起こってしまいます。
「あのコーチの言うことは聞かなくていい、俺の言うことを聞いとけ」
「あのコーチはサッカーが好きだから野球は詳しくないよ」
などなど、コーチ同士でけなしあい、子供を不安定な状態にさせてしまいます。
ある掲示板での書き込みが印象に残っています。
「親がつい監督,コーチの批判を子供の前でしてしまった事はないですか。
これをやると子供はすぐに反応します。
強い不信感を持ってしまうのです。
監督,コーチさんにだけでなく、
親御さんに対しても同様の感覚を持つのです。
さらに、精神的に不安定になり、
そのうち野球そのものを楽しめなくなります。」
監督もコーチも親ですから間違いがあるでしょうが、大人同士話し合い指導方法の統一を実現できれば無くせる問題だと思います。
今では大人12人に膨れ上がりこれはこれで助かるんですが、コミュニケーションに時間がかかりすぎて遅れる場合もありました。しかし指導方針はみんなで作ってみんなが従うが、子供達にも大人達にもベストでしょう。
監督とコーチの関係は?
「今年のチームは打撃を中心にいくぞ!」
「1,2月は投手力だ!3,4月は守備力だ!5,6月は打撃だ!7,8月は総合的にアップするぞ!」
などなど今年の子供達の戦力を考え「監督の方針」をコーチに伝えることから始める。
コーチは「監督の方針」にしたがって進め、会議で練習内容を作り直していく、個別にメニューが必要なら監督コーチが話し合って作り上げる。
練習試合などで監督が「だめだ投手をもっと鍛える!手伝ってくださいOOコーチ!」監督コーチが話し合って投手専門のメニューをつくる。「だめだ走塁の判断があまい!鍛える!手伝ってくださいOOコーチ!」監督コーチが話し合って走塁の時間を増やす。
このパターンができてくるとチームの成長は加速しだしました。
監督とはコーチが動きやすい環境をつくる
(お父さん方を球拾いのお父さんにはしてはいけない)
監督とはチームの状態を冷静に判断しコーチに決断を伝える
(チームの成長をコーチと一緒に考えコーチのおかげと感謝する)
監督とはコーチと選手を成長を考え手助けする
注意したいのは親がコーチ、子供が選手の場合、
子供の前で指導する時は親にも一緒に聞いてもらう事にしています。家に帰って「今日監督に何言われたの?」よりも一緒に聞いてもらってその場で親にも納得してもらうのが子供も親も安心するでしょう。まず親コーチと話し合い親コーチの意見もきちんと聞いてから子供に伝える。
「最近の打撃フォームはこういう結果が多いよね、じゃ今度はこうやって打ってみたらどんな結果がでるか試してみないかい?次の打撃練習からやってみよう」
親コーチは家での素振りなどをチェックしてもらい、親から見たアドバイスを聞かせてもらうとより一層良い方向に子供が進むケースが多い。
来年私は監督から身を引いて、次の6年生父親にベンチを一席空けてあげたい。
一生に一度しかない、子供と同じユニフォームを着る時間。
一生に一度しかない、子供と同じベンチで戦う時間。
それが少年野球の楽しみ方ではないでしょうか
しかし「少年野球に完成はない」がいままでの感想かな、まだまだやっておきたいことがいっぱいあります